Jan 1, 2020
『庭職の観光案内』のご案内
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いつもお世話になっております。雑誌「庭」で特集ページや鍛冶屋さんの特集を担当している浦田浩志です。この度、地域や業界を盛り上げられるかもしれない新しい企画を思いつき、庭職(庭師、造園業者、造園家、作庭家、庭園デザイナーなど庭の設計や施工に携わるプロフェッショナルの総称:以下、この呼称を使用します)の方々と一緒に取り組んでいきたいと考えています。なにとぞ、お力添えをお願いいたします。
【コンセプト】
・庭職は地域のプロフェッショナル
その土地の自然や街、人を知り尽くしています。美味しい店や名所ならタクシー運転手さんや営業の方は詳しいですが、その土地を地面から知り尽くしているのは庭のプロ!
・ならば、庭職の方に地域を紹介してもらおう!
素直にそう考えました。現在、居住している場所や事業所の近隣の魅力的なスポットを紹介お願いします。後述しますが、追加記事で生まれ育った場所や思い出深い場所も取り上げられるように工夫します
・この企画で注目するのは「人」です
屋号単位か個人単位か熟慮した結果、この企画では「人」=個人単位を採用します。※その結果、実績十分な方と若手が混在することになります。それもまた見る側からすると楽しみのひとつと考えています。
・既存メディアで「その人らしさ」は紹介されている?
私が取材等で庭職の方々とお会いして感じるのは、おもしろい(「興味深い」を大きく含む)人たちだなということです。でも、そのおもしろさを既存の雑誌やWebで見かけることは少ないです。それは作品紹介の場だからでしょう。この企画が、別角度のスポットライトになります。
・GoogleMapで一覧にすると庭職だけの観光ガイドができる
100名の参加者×お一人3スポットで300箇所を紹介する地図ができます。考えただけで壮観ですし、それだけでひとつのメディアになると確信しています。
・本業だけでは見られない姿を世間に見せる機会
それぞれの方の「庭づくり」には、思想があります。ですから、「庭」を軸にすると団体が細分化されてしまう側面があると感じていました。しかし、この企画の軸は「地域×観光」ですから、いろんな枠組みを超えられると信じています。そして、それができるのは、本業が「庭づくり」でないけれども、「庭」「庭職」に理解がある人=私だと考えています。
・「人」が集えば1=注目は集まって当然
なにかとおもしろい動きが出てくる空気を感じています。「建築や土木、工芸などの業種関係」、「雑誌やWebなどのメディア」、「地域や観光に関する役所や団体」なども、庭職の集まりを無視することはできないようになれば、と考えています。
・「人」が集えば2=次世代の育成などが可能に
以前の雑誌「庭」では、『ニューウェーブ』という若手が作品紹介をする場がありました。今、その概念の特集がなく、若い庭職の登竜門といえる発表の場がない状況です。すぐに実現できませんが、そういった団体、メディアがフォローできていないところを、この企画で集っていただいた方を中心に実現していきたいです。
【参加条件】
・庭のプロフェッショナル(現役もしくは引退された方も可)
職業として庭の設計や施工に関する職種名が名乗れることが唯一の資格条件です。活動の場や規模は問いません。ですから、学生は不可となります。また、元は庭職だったけれども、その後にメインの職業に就いている方も不可とさせていただきます。
・年齢など諸条件
年齢制限はありません。庭の仕事に就業しているかが条件なので、21歳の大学生は不可でも、就業している16歳はOKです。
・地域のスポットを最低3つは紹介いただけること
3段落以上あると1Pの記事として完結できるので、3箇所の紹介を条件とさせていただきます。
【地域紹介のためにご用意いただきたいもの】
お一人1Pを用意します。構成やレイアウトはすでに決定していて、以下のとおりになります。
*地域とご自身の概要<必須>
- 見出し
- リード文 200文字程度
- ご自身の写真
*自宅もしくは事業所の現住所から10km以内のスポット紹介<3セット必須 5セットまで可>
- 見出し
- 本文 300文字〜
- その場所の写真
- 住所や連絡先などのスペック(地図に落とす、アクセス情報を浦田が書くために必要)
*生まれ育った場所・思い出深い場所<上記必須のうち1箇所をこれに変更可>
- 見出し
- 本文 300文字〜
- その場所の写真
- 住所や連絡先などのスペック(地図に落とす、アクセス情報を浦田が書くために必要)
*プロフィール
- 屋号<必須>
- 公式WebサイトのURL<任意>
- 郵便番号<必須>
- 住所<必須ですが、自宅事務所の一人親方で細部まで書くことに抵抗があれば番地不要>
- 電話番号<任意>
- FAX番号<任意>
- 会員(参加している団体、協会、有志団体があれば)<任意>
- 庭づくりのエリア(地元中心でも、全国海外でも)<可能なら>
- 愛用している道具(別企画で道具関連もまとめていくのでそこと連動させます)<可能なら>
- 使用SNS情報、instagram、X、Facebook、Blueskyの4種<任意 アカウント名などがわかればURLはこちらで探します>
- 作例写真<3枚必須+3枚任意=合計6枚掲載できます、できれば横の写真>
- 自身の写真<任意 冒頭と同じもので構いません。変えたければご用意ください>
【地域紹介のルール】
*紹介スポットは、居住地か事業所在地から半径10km以内のスポットを3つ以上
*以下のジャンル構成を満たすこと
・必須(最低1つは。これだけで5つとかもOK)
自然、風景や景観(街並でも可)
・優先してほしいジャンル
庭、建築、ものづくりスポット(工房など)、遺跡史跡、飲食店やお土産もの屋(観光案内なので)※ご自身が設計・施工されたものでも、もちろんOKです。その際は、知っている人だからこそ書けることが入っていると注目度が高まります。
【これからの展開&知っておいていただきたいこと】
*コンテンツをジャマしないように広告を掲載します
この企画は手弁当で始めています。私以外の人の作業も入るので、ずっと手弁当では続けられません。つきましては、広告掲載のご理解をお願いします。
*大規模ポータル内のひとつの特集という位置付けです(存在感はあります)
そもそものスタート地点は、取材を続けてきた道具や刃物についてまとめるサイトを作成することでした。また、大小を問わず庭関係の団体から発信力を上げたいと打診があり、それらも含む大きなサイトにする予定です。もちろん、本企画はその中で注目コンテンツです。
*多言語に展開
インバウンド需要などの高まりを筆頭に、日本の情報、庭職の情報を求める人は日本人だけではなくなっています。当サイトは比較的早い段階で英語サイト+αを作成する予定です。
*ご協力いただける範囲の紹介で
たとえば、隠れスポットは隠れスポットであるべきです。また、オーバーツーリズムなどの諸問題もあります。心の中の大切なスポットもあると思います。そのあたり、うまくバランスを取っていただければ幸いです。
庭職のおもしろさ、知恵、経験、を世の中に。
そこから、地域や自然の豊かさを次世代に。
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